エコマーク取得企業の顔
アマノ株式会社
タイムレコーダー国産第一号機を生み出した老舗メーカー「アマノ」。
高品質かつ環境に配慮した製品・ソリューション・サービスの秘密に迫ります。
タイムレコーダーとは、時刻・時間を計測する機械のこと。おもに企業で使われ、会社員一人ひとりが出勤した日付、出勤時刻、退勤時刻 を記録します。
タイムレコーダーを使うことで、お給料の計算ができたり、時間通りに働けているかが分かるため、多くの企業にとって絶対になくてはならない、とても大切なものなのです。
アマノの創業者天野修一さんは、海軍在籍中に初めてタイムレコーダーと対面しました。当時のタイムレコーダーは輸入品ばかりで、すぐに壊れてしまうようなものでした。
天野さんは「壊れない機械を作れば後々のためになるだろう」と考え、海軍退官後、試行錯誤の末に電気式のタイムレコーダーを完成させます。それまでのタイムレコーダーは、時計がゼンマイ式、印字部は機械式だったので、当時としては珍しいものでした。
それが国産タイムレコーダー第一号機。1931年のことでした。1933年には、当時の商工省の目に留まり「国産優良品」となり、多方面から注目されるようになりました。
国産初のタイムレコーダーを完成させてから、アマノは多様な製品を世に送り続けています。サイズが大きくアナログなものから、コンパクトかつデジタルで、時代の変化に対応した使いやすい製品へと進化してきました。近年では、紙製のタイムカードに代わり、「ピッ!」とタッチして使える「ICカード」を用いるタイムレコーダーも開発しています。
COLUMN
アマノの人気商品「Time P@CK」シリーズは、パソコンや付属ソフトと連携することで勤怠管理や給与計算を徹底的に効率化することができる優れた製品です。
この製品には、紙製カードを使う「タイムカードタイプ」と、ICカードを用いる「ICカードタイプ」の2タイプがあります。
なじみ深い紙製のタイムカードはエコマーク認定。また、ICカード方式ではそもそも紙カードを使用しません。「Time P@CK」シリーズは、 勤怠の計算・管理の効率化と環境配慮を両立し、「タイムレコーダー」と「エコ」の素敵な関係を築き上げているのです。
アマノはメーカーとして、高品質かつ環境配慮、ユーザーの業務の効率化・省力化に貢献する各種製品の提供を行っています。特に環境配慮の観点において、タイムカード(「MX・MRXカード」「Time P@CKカード」)はエコマークを取得しており、タイムレコーダー本体は電気電子機器をリサイクルや処分する際に、有害物質が人や環境に影響を与えないよう、「RoHS指令」に準拠しています。
アマノでは、「環境ビジョン」を掲げ、製品・ソリューション・サービスにおいて、「地球環境保全」および「持続可能な社会の実現」に貢献することを責務とし、地球環境に対する負荷軽減に向けた新たな技術開発やモノづくりを推進。グループの全社員が「環境理念」を共有するとともに、「環境方針」に基づいた行動の実践により、事業活動におけるあらゆるシーンで環境品質の実現に重点を置いた活動を行っています。
アマノグループは、地域社会に貢献する良き「企業市民」たることを目指し、これからも地域社会と密接に連携・協調を図りながら行動するとともに、グローバル企業として、継続した地球環境保全活動に取り組んでいきます。
アマノでは、公益財団法人日本環境協会の「こどもエコクラブ」に賛同し、パートナー会員としてこの活動を支援しています。
COLUMN
※記載内容は2018年11月のものです。
株式会社ファイン
環境推進グループ
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